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8月1日から4日にかけて京都府京田辺市において、第26回全国小学生ハンドボール大会が行われた。フェニックスファミリーの弟分、東海ハンドボールスクールが男子の部に出場した。今回で8度目の出場となり、2年前は4位に終わっている。先日の社会人選手権でフェニックスが優勝しているだけに、フェニックスファミリーの追い風に乗り、悲願の全国制覇を達成したいところ。

8月2日 予選

東海ハンドボールスクール 12( 4 3 )6 山梨市ハンドボールスポーツ少年団
     
8 3

予選初戦の相手は、山梨県代表の山梨市ハンドボールスポーツ少年団。2週間前に行われた関東大会で準優勝している強豪で、気が抜けない相手との対戦となった。序盤は、緊張もあり動きの硬い東海セブン。攻撃でミスを連発し、ゲームの流れをつかむことができない。その分、ディフェンスで踏ん張りを見せ、4-3の1点リードで折り返す。後半に入って硬さも取れ始め、速攻が決まり出しゲームの流れをつかむと、徐々に点差も開き、12-6で初戦を突破した。

8月3日 予選決勝

東海ハンドボールスクール 15( 8 3 )8 総社クラブジュニア
     
7 5

予選決勝の相手は岡山県代表の総社クラブジュニア。この試合に勝利し、決勝トーナメントへコマを進めたいところ。試合開始から3-2-1ディフェンスが機能し、速攻が飛び出し3点を連取。そのまま流れをつかみ、前半を8-3で折り返す。後半に入っても勢いの止まらない東海は8分に13-4と点差を広げる。控え選手が出場するなど余裕を見せた東海。終盤に失点を許すも、危なげない試合運びで予選を通過し、決勝トーナメント(ベスト8)へコマを進めた。

8月3日 準々決勝

東海ハンドボールスクール 11( 6 1 )7 桃園小学校ハンドボールクラブ
     
5 6

決勝トーナメントに進出し、準々決勝の相手は地元・京都代表の桃園小学校ハンドボールクラブ。これまで何度も練習試合を重ね、手の内を知り尽くした両チームの対戦。桃園のスローオフで始まった試合。東海の4-2ディフェンスが見事に機能し、桃園は攻め込むことができない。一方、東海も攻撃においては硬さが見みられ、リズムをつかめない。その場面で奮起したキャプテン黒磯がポストからシュートをねじ込み先制点をあげると、一気にリズムをつかんで4連取。その後も、ディフェンスが機能し、前半の失点を1点で切り抜け、絶好のスタートを切った。

後半に失点するも、ようやくエース太田のシュートが決まり8-3とリードを守る。しかし、ここで退場者を2名続けて出してしまう。桃園が流れをつかんで得点を重ねるが、ゴールキーパー加藤の好セーブで窮地をしのぎ、11-7で今大会の大一番を制し、最終日に残った。

8月4日 準決勝

東海ハンドボールスクール 22( 7 6 )14 桃園小学校ハンドボールクラブ
     
15 8

準決勝の相手は香川県代表の香川町ハンドボールスポーツ少年団。フェニックスルーキーの久保龍太郎選手の出身チームである。香川はスーパーエースを擁し、関東大会優勝チームや九州の強豪を倒し、初めて準決勝にコマを進めたチーム。試合立ち上がり、4年生の安達がサイドから決めて先制するが、相手エースの連打により逆転を許す。東海も負けじと、昨日まで不調のエース太田が目を覚まし、同点シュートを決める。ここで、ディフェンスシステムを変更し、相手エースを封じこみにかかった東海。リズムをつかみ、7-4とリードを広げる。終盤にミスが出て2失点。前半を1点リードで折り返す。

後半に入り、ディフェンスが冴えを見せた東海。連続得点をあげ、一方的な試合展開となり、残り5分となったところで19-9とリード。控え選手を投入し、伊藤・前田・増田が全国大会初得点を決め、チームの盛り上がりも最高潮となり、22-14で勝利。初の決勝へコマを進めた。

8月4日 決勝

東海ハンドボールスクール 19( 8 8 )15 桃園小学校ハンドボールクラブ
     
11 7

決勝の相手は沖縄県代表の神森小学校。これまで3度全国制覇を達成している強豪で、今回も抜群の得点力を誇るチームである。試合立ち上がり、相手エースの強烈なロングシュートで先制を許すが、エース太田の連打で逆転。しかし、神森の個人技が冴えわたり、5分に2-4とリードを許す。その後、一進一退の攻防を繰り返す両チームであったが、残り2分で東海が同点に追い付く。そのまま前半を終え、8-8の互角の展開で折り返す。

後半開始直後に東海は退場者を出してしまう。しかし、ゴールキーパー加藤の好セーブもあり、無失点でこのピンチを切り抜ける。ここでエース太田が大爆発!4連打で13-9とリードを広げてリズムに乗ると、さらに得点を重ね、残り3分には17-11とリードを広げる。神森も必至の追い上げを見せ、東海ディフェンスに食い下がると、残り2分に東海が退場者を出してしまう。しかし、序盤のリードでゲームを進めた東海が19-15で勝利を収め、3年前の女子に続き、初の全国制覇を成し遂げた。

決勝で大活躍の太田
応援ありがとうございました
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