地引貴志監督
日頃から大同特殊鋼フェニックスに温かいご支援、ご声援をいただき、ありがとうございます。
この度、21年度を持ちましてフェニックスの監督を退任することとなりました。18年9月にコーチとしてチームに戻り、約3年半の期間チームの強化に携わらせていただきました。
まずは在任中にフェニックスを応援していただいたみなさま、コロナ禍にも関わらずたくさんのご声援ありがとうございました。また、活動にご理解をいただき支えていただいた会社関係者のみなさま、ありがとうございました。そして、現場を支えてくださったスタッフの西村オーナー、永井部長、市原さん、日原副部長、山本副部長、一緒に戦ってくれた趙コーチ、小林アナリスト、杉野トレーナー、選手たち、私を支えてくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。フェニックスを再び“日本一”にするという目標とともにチームに戻りましたが、在任中一度もチームを日本一へ導くことができず、申し訳なく、悔しい気持ちしかありません。
ここ2年間はコロナ禍の活動となりましたが、試合や練習をできることの喜びや、たくさんの方々にフェニックスが支えられていることに改めて気づく、いい機会となりました。選手たちも同じ気持ちでいると思いますし、その想いは必ず今後の活躍に繋がると信じています。
監督として、フェニックスを応援してくださるファンの方々にたくさんの勝利をお見せすることができませんでしたが、22年度は新体制で日本一を奪還してくれると信じております。私は退任しますが、今後も大同特殊鋼フェニックスに変わらぬ温かいご支援、ご声援をよろしくお願いします。
小林アナリスト
今シーズンをもって大同特殊鋼フェニックスのアナリストを退任することになりました。
まずは、ファンのみなさん、会社関係者のみなさん、チームスタッフ、選手、また大同特殊鋼フェニックスに関わる全ての人に感謝しています。ありがとうございました。プロのアナリストになるという夢を叶えていただいたフェニックスには感謝しかありません。
私が在籍した3年間で日本タイトルを獲得することはできませんでしたが、とても充実した日々を送ることができました。今後は海外に渡り、ハンドボールクラブを立ち上げることを目指していきます。またどこかでフェニックスのみなさんとつながりを持つことができれば嬉しいです。3年間本当にありがとうございました。
石橋龍選手
2021年度を持ちまして引退することになりました、No.5の石橋龍です。
8年間、内定期間を含めると9シーズン大同特殊鋼フェニックスでプレーさせていただきました。8年間にわたり応援してくださったファンのみなさま、私たちの活動をご理解いただき支援してくださった会社関係者のみなさま、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。
現役期間を通して中心メンバーとして試合に出場する機会は少なく、厳しい練習や社業との両立に悩みながらもここまでプレーし続けてこられたのは、いつも温かい声をかけてくれるみなさんや、職場で応援してくれるみなさん、苦しい時には相談に乗ってくれるOBのみなさん、どんな時でも味方でいてくれる家族、そして何より、共に闘ってきたチームメイトのおかげだと心から思っています。この環境で大好きなハンドボールを続けられた私はとても幸せでした。
今シーズンは主将として臨んだ現役最後のシーズンでしたが、日本リーグでは20年ぶりにプレーオフの出場権を逃し、先輩方が繋いできたものを途切れさせてしまったこと、ファンのみなさんの期待を裏切ってしまったことは非常に悔しく、情けない結果です。私はチームを離れますが、今後は社業に専念するとともに、後輩たちが最高の結果を出せるようOBの一員として現役をサポートしていきたいと思います。
最後になりますが、今後ともフェニックスへの変わらぬご支援とご声援をよろしくお願いします。
久保龍太郎選手
No.7久保龍太郎です。私は2021年シーズンをもって引退します。
2013年から9年間、内定期間を含むと10シーズンをフェニックスでプレーさせていただきましたが、ここ数年は結果も出ず、苦しい期間が続いていました。しかし、ハンドボールを通じて多くの出会いに恵まれ、多くの方々に支えられて幸せな現役生活をおくることができました。近年はコロナ禍で機会はありませんでしたが、試合会場でファンの方々と他愛もない会話ができることも私のモチベーション維持の一つでした。本当に楽しい時間をありがとうございました。また、職場の方の熱いバックアップのもと、「仕事」と「ハンドボール」の両方に取り組む姿勢、責任感もしっかりと学ぶことができました。
引退後は社業に専念しますが、今後も出会いを大切にして、やればできる精神で人間的に成長できるように過ごしていきます。今後ともフェニックスへの温かい声援をよろしくお願いします。
平子卓人選手
この度、2021年シーズンをもちまして現役を引退します。
小学3年生からハンドボールを始め、22年という長い年月の中でたくさんの方々に支えられ、ここまでやってくることができました。私のハンドボール人生に関わってくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。
フェニックスでは、内定期間を含め10シーズンプレーさせていただきました。振り返ってみると、入社後の数シーズンは日本一を取るのが当たり前という時代でしたが、その後は苦しいシーズンを過ごすことが増え、現役最後の今シーズンは20年ぶりにプレーオフ出場を逃すという不本意な結果でした。日頃からお世話になっている方々に恩返しができなかったこと、優勝してスタッフ陣を胴上げできなかったこと、若手選手に日本一を経験させてあげられなかったことが心残りです。しかし、個人の目標に掲げていた『小さくてもできる』という点は、10シーズンを通して全国のスモールハンドボーラーや応援してくださる方々、後輩たちに見せることができたと思います。
プレーを続ける後輩たちは、これまでの悔しい思いを糧に強いフェニックスに返り咲くべく、一層精進してみなさまに勝利をお届けしてくれると信じていますので、今後とも大同特殊鋼フェニックスへのご声援をよろしくお願いします。