みなさん、こんにちは№21 松永 真治です。去年は2回もインフルエンザにかかってしまい、“厄年なんて迷信”だと思っていた私も、厄年の恐ろしさを体感しました。今年は“後厄”なので初詣ではしっかり厄除けの“お守り”を買いました。最近は冷え込みもキツいですが、みなさんも健康には気をつけてくださいね。
今回はハンドボールの「ルール」について、より知識を深めたいという“みなさんの声”にお応えして、少し細かい部分まで説明したいと思います。まずは、「ダブルドリブル」についてです。簡単に説明すると、ドリブルをいったん終了した後、再度ドリブルをすると、反則となります。また、ドリブルの高さが、肩の高さを超えたり、バスケットボールのようにボールの側面を持ってのドリブルは、ダブルドリブルとなります。ハンドボールのドリブルは、ボールの上部からのみです。
次に、「オーバーステップ」についてです。これはボールを持って4歩以上歩くと、反則となります。このレベルなら知っている方も多いと思います。しかし、バスケットボールでよく使われる「ピボット」は、軸足を固定していれば何歩踏んでもいいですが、ハンドボールの場合、1回踏むごとに1歩、2歩、3歩…とカウントされるのであまり使われません。また、空中でボールをキャッチした場合、着地足は0歩となり、両足を同時に着地した場合も、0歩となります。みなさん知っていましたか?
え?知ってました(汗)。では、以前この“0歩”について、ルールが一部変更になっていたのをご存知ですか?それは自分でドリブルからボールを空中でキャッチしても0歩でなく、1歩と数えるというものでした。このルール変更により、ドリブルからの1対1が非常にやりにくくなりました。変更の理由として、韓国チームのドリブルからの1対1があまりにも強力で、ヨーロッパ勢が守れなかったからという“噂”を聞いたことがあります。しかし、あくまで噂ですので、信じる信じないかは…です(笑)。
ここまで知っていたという方は、“相当なハンドマニア”だと思います(笑)。他にも「パッシブプレー」、「選手交代の方法」などハンドボール特有のルールについて説明したいのですが、すべて説明すると非常に時間がかかりますので、今回はこの2つだけにしたいと思います。また、機会があれば紹介したいと思いますし、試合会場でもフェニックス選手を見かけたら、気軽に聞いてください。
今シーズン、残すところ“大崎電気戦”と“プレーオフ”だけとなり、「プレーオフV5」を目指して、チーム一丸となって練習に励んでいきますので、みなさんの応援よろしくお願いします。