こんにちは！№10 岸川 英誉です。今回はアジア選手権とプレーオフについて書きたいと思います。アジア選手権の結果は、№105 千々波選手から“速報”をお伝えしたので、今回は、より詳しくお伝えしたいと思います！
今回のアジア選手権は、レバノンのベイルートで開催されました。現地をバス移動していると、建物に銃で撃たれた跡がはっきりと残っていて、街には戦車や銃を持った軍人がウロウロ…相当ビビってました！
大会では、日本はまず1次ラウンドを1位で通過。2次ラウンドでは、2位で決勝トーナメントに駒を進めました。結果、日本の相手は韓国となり、別カードはバーレーン 対 サウジアラビアとなりました。
今大会、日本戦を除いて一番印象に残った試合は、「バーレーン 対 サウジアラビア」でした。前後半ともに両チーム、一歩も譲らない試合展開。後半ラスト20秒で同点、そこでサウジアラビアのオフェンスで決まればサウジアラビアの勝利でしたが…
決めきれずラスト3秒で、バーレーンがルーズボールを取った瞬間、ボールを投げたら直接相手ゴールのバーに当たり、ブザーとほぼ同時にゴールイン！！まさかの30メートル越えの超ロングシュートが決まり、会場は大歓声に包まれました！しかもシュートを決めたのは、キャプテンで年齢は“42歳”だそうです！最後まで諦めない気持ちを持った超ベテラン選手に感動しました！
一方、日本は韓国と対戦。前半に一時は6点差まで広げられましたが、何とか2点差で前半を折り返しました。しかし、後半に連続得点を許し、7点差で負けてしまいました。この瞬間、アジアでの優勝は無くなりましたが、世界選手権へは上位3チームが行けます。次の3位決定戦の相手は、一度負けてしまったサウジアラビアでした。
“絶対に負けられない”と全員気合を入れて試合に臨みました！前半は2点差リードで折り返しましたが、後半は一進一退の展開。終盤には再度リードしていましたが、最後に押し込まれ、延長戦に突入。延長戦も激しい攻防が続きましたが、最後に日本が何とか抜け出し勝利を収め、“世界選手権のキップ”を手に入れるができました！！
試合前、メンバー全員は日本から送られてきた“応援の写真やメッセージ”を見て、モチベーションを上げて試合に臨みます。そして今大会は、日本人大使館の方々も、毎試合応援に来ていただいたきました！やっぱり応援していただいてる方々の力は、“ものすごく大きいんだ”と改めて感じました！
さて、国内ではリーグ最終戦も勝利し、いよいよプレーオフが近づいてきました！今回はフェニックス“タイ記録 5V”をかけての最終決戦です！このような“舞台”に立てると思うとウキウキしてきます＾＾
プレーオフでは、応援してくれる方々、支えてくれる会社の方々、今年で引退する仲間、チームや家族とお世話になった人たちのためにも… そして辛いことや苦しいことを乗り越えて来た、自信や思い描き続けてきたことの全てを、このプレーオフにぶつけたいと思います！！ぜひ応援をよろしくお願いします！
