みなさん、こんにちは。No.21 松永です。
9月に入り夏の暑さも少しずつ穏やかになり、季節の移り変わりを感じるようになりましたね。みなさんはどうお過ごしでしょうか？
私の地元の熊本では、この時期に「藤崎八旛宮秋季例大祭」というお祭りがあります。母校の千原台高校ハンド部時代は、毎年このお祭りにボランティアとして参加させていただいていたので、この時期になると季節の変化と共に当時のことを思い出しています。
さて、話は変わりますが、今回は「ハンドマニア？第2弾」としまして「パッシブプレー」についてお話します。
まず、「パッシブプレー」とは何かお分かりになりますか？
ハンドの1試合の中で1回あるかないか位のものなのですが、ルール上、「反則」になります。では、どういった反則かというと、「パスやドリブルを繰り返し、攻撃する意思がない消極的プレーをすること」です。
みなさんは、試合の観戦中に審判が片手を上げているのを見たことがありますか？あれはパッシブプレーの予告であり、そのままシュートを打たずにパスやドリブルを繰り返していくと相手ボールになってしまいます。
ここまでなら、バスケットボールの24秒ルールと似ていると思うかも知れませんが、独特なのが「パッシブプレーに該当するかどうかは審判の主観に委ねられ、時間は一切関係ない」ということにあります。そのため、審判が攻撃する意思がないと感じた場合は、24秒よりも早く審判は手を上げますし、逆に24秒過ぎても手を上げないこともあります。
これには、スピーディーなゲーム展開、攻撃回数のアップなど見ている側が退屈しないようにするという狙いがあります。
どうですか？みなさん知っていましたか？
今回は「パッシブプレー」についてでしたが、この他にもみなさんが試合を楽しく観戦できるように工夫されていることはたくさんありますので、そういった観点からも試合を観戦していただくと更に面白さが増すと思います。
大同フェニックスは今年も、ディフェンスから速攻のスピーディーなハンドボールを展開し、みなさんが楽しく観戦できるよう毎試合戦っていきますので、応援よろしくお願いします。
