こんにちは~ №9 武田です。今回は先週行われた「日本リーグ山形大会」について話をしたいと思います。
12月5日金曜日に名古屋から山形へ飛行機で移動、フェニックスメンバーの最初の一言は「さぶっ!」でした。“たしかに寒い!気温を見ると、なんと…0度(汗)。”そんな寒さを感じながら、我が母校である山形県立東根工業高校の体育館を借りて練習をし、その後ホテルへ移動しました。その夜ニュースを見ていると、明日の天気予報が始まり、「明日の山形の天気は・・・・雪です」でっ!でた~!!明日の試合会場は暖房が効いているのかなど、多少の不安を感じながら試合に備えて就寝しました。
試合当日の朝、窓を開けると一番に目に入ってきたのは太陽。「なんだ、ハズレか」と思っていたら、昼前になると段々と天気が悪くなってきました。私たちは試合会場へ向かうため、タクシーへ乗り込んだのですが、もうすでにみぞれ混じりの雨が降っています。会場に到着する前には、すっかり大粒の雪に変わっていました。タクシーの運転手が「このまま降り続けば、明日は白銀の世界だね」と言っていました。(白銀の世界とは、辺り一面が雪で覆われている状態)私自身、白銀の世界は、もう何年も見ていないので、少し期待しながら体育館へ到着。
試合は無事にフェニックスの勝利で終わり、バスで一路ホテルへ向かいます。その道中、雪は止む気配が全くないどころか、強くなっていく一方!!「これは明日あるな(笑)」と期待しながら、講習会に備えて就寝しました。翌朝カーテンを開けるとそこはもう白銀の世界!!!少しの間、懐かしいこの感じに浸りながら、講習会へ出発しました。
講習会は小中高生を対象に2会場で行われ、日本トップレベルの選手のプレーを見て、子供たちの中には多少驚いた様子も見受けられましたが、楽しく講習会を受けていました。
私は地元出身ということで、母校の後輩を指導するため、高校生の会場へ移動。人数は多くないものの、白選手の熱い指導を高校生は真剣に聞いていました。高校の恩師にあたる比嘉先生に話を聞いてみると、高校からハンドボールを始めた選手が大半で、なかなか「全国大会出場」とはいかないらしく、私が在学していた頃とは状況が違い、少し寂しい感じもしました。しかし、高校からでもハンドボールに興味を持ち、部活などでプレーしているということは素直に嬉しいですね!!
私たちも、“今からでもハンドボールに興味を持ってやって見たい!”と思う子供たちが増えてくるように、日本のハンドボールを盛り上げていきたいと強く感じました。行くぞ~ロンドン!!!おっとその前に、天敵(白さん、李さん)を倒さねば…。