みなさん、こんにちは!2019年2月からチームに加入したアナリストの小林 佑弥(こばやし ゆうや)です!
私がフェニックスの一員となるまでの経歴は、以前に友兼選手が紹介してくれたので(No539「頼もしい仲間」)そちらをご覧ください。
さて、私にとって初めての週刊フェニックスということで、今回はアナリストの仕事を紹介させていただきます。
はじめに、アナリストには、経済アナリスト、企業アナリストといったようにスポーツに限らず様々な分野があるため、私の職業の正式名称は「スポーツアナリスト」といいます。
そして、スポーツアナリストは、「選手及びチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートする職業」と定義されています。(一般社団法人日本スポーツアナリスト協会 公式サイトより)
簡単にいえば、この私が「フェニックスの頭脳」ということになります!
具体的にどんな仕事をしているのかというと、
・トレーニングの撮影および分析
・試合の撮影および分析
・対戦相手の分析
・戦術・戦略の提案
・分析に基づいたトレーニング方法の提案
・ミーティング資料の作成
等々、内容は多岐に渡ります。
なかでもトレーニングや試合の最中に絶えず映像にデータを打ち込み、観たいシーンをいつでも観られるようにする「タギング(タグ付け)」という作業が、私が最も時間を割いている仕事です。
これがチームに何をもたらすかというと、例えば「今日の練習で〇〇選手が決めたロングシュートと外したロングシュートを比べたい」とチームスタッフや選手から要望があった時に、すぐその映像を観ることができるので、監督が理想とするプレーや選手が磨きたいプレーを即座にチェックして評価することの助けになります。
アナリストはバリバリの理系のような印象を持たれているかもしれませんが、プレーを言葉や数字で表現してイメージと繋げていくことが求められるため、読書を通して日々言葉の勉強もしています。
最近は市原GMからいただいた「孫子ノート」を読んでいます。
この孫子ノートは、古代中国から「戦いのバイブル」として現代にまで広く知られている書物「孫子の兵法」を現代風に解説したものです。
最後に、5月8日から12日にかけて開催された社会人選手権では、タイトル獲得には至らず3位という結果に終わりましたが、下を向いている暇はありません!その数日後には、次なるタイトル獲得に向け、どうすればチームがさらにレベルアップできるかについて、入念なスタッフミーティングを行いました。今後もスタッフ全員が一致団結して、監督や選手をサポートできるように努めていきます!
伸びしろしかない新体制のフェニックスに、これからも熱いご声援をよろしくお願いします。