こんにちは!アナリストの小林です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?日本ハンドボールリーグが開幕し、飛ぶように日々が過ぎていくので、すでに今年が終わったような気がしています……。
今からおよそ1ヵ月前、オリンピックに参戦する日本代表チームの分析サポートのため、味の素ナショナルトレーニングセンターで日本トップレベルのアナリストの方々とお仕事をさせていただきました。残念ながらフェニックスからオリンピック代表選手は選出されませんでしたが、せめてもの明るい話題になればと思います。
アナリストたちがチームになって活動するということが初めての経験だったので、「アナリストが集結すると、こんなにも活動の幅が広がるのか」と感銘を受けました。ほとんど先輩方から伝授していただくだけでしたが、情報交換もできたので今季もさらにパワーアップした分析でフェニックスに貢献していきたいと思います。
さて、フェニックス史上初の韓国以外から加入する元フランス代表PVのイゴール・アニッチ選手と現エストニア代表RBのデネル・ヤーニマー選手の入団が発表されました。私は現在、彼らと円滑なコミュニケーションを図れるよう英語を猛勉強中です。両選手とも既に4か国語を習得しており、日本語も身につけようと意気込んでおりますが、少しでもハンドボールの面でも生活の面でも馴染んでもらえるよう私なりの準備をしております。
ここで私が実践している語学学習法をお伝えします。海外ドラマを流しっぱなしにするなどといった時間のかかる方法も活用していますが、少しずつ英語の思考回路を作っていくのであれば、「独り説明」をおすすめします。ある物事について説明するという非常に簡単かつ短時間で行えるものです。
例えば、「好きな選手について」という題材について「私の好きな選手は康本選手です。」という簡単な文を即興で言えるようになったら、「私は大同特殊鋼フェニックスのPVである康本選手が好き過ぎて試合を見にいく前日は楽しみで夜も眠れません」というふうに情報量とひらめく速度を日本語で自分が話している時に近づけていけるようにしていくというのが私の学習法の一つです。さらに、「PVというのは……」「試合というのは日本ハンドボールリーグの試合のことで……」といった形で話題を掘り下げていくことも簡単にできるので、現在の語学のレベルを問わず初心者も上級者も腕を磨くことができます。分からない表現はすぐに調べて、その場で言い直すのがポイントです。
最後になりますが、8月28日に日本ハンドボールリーグが開幕しました。じっくり丁寧に準備をしてきたフェニックスのチームワークを結果に繋げられるよう、今季もチームをサポートさせていただきますので選手への熱い声援をよろしくお願いします。