厚生労働大臣杯 第73回全日本実業団バドミントン選手権大会

日程
2023年6月21日(水)~25日(日)
会場
日本ガイシスポーツプラザ 日本ガイシホール、第2競技場(名古屋市総合体育館)

ベスト16入りでシード権堅守

6月21日(水)から開催された全日本実業団バドミントン選手権大会は全国都道府県の代表チーム男子177チーム、女子33チームが出場する日本最大の団体戦です。 昨年ベスト16の大同特殊鋼は決勝トーナメントのシードからの出場。 今年はベスト16で強豪トナミ運輸との戦いが予想され一矢報いりたいところではあったが、順当に勝ち進み迎えたトナミ戦は力の差をみせつけられ完敗。 しかし、全日本レベルの大会で若手が奮闘、農口、川野、大山らも勝ち星を挙げ自信となった大会であった。

ベスト16

2回戦 大同特殊鋼3-0Chemiway

第1ダブルス
酒井 健登農口 拓弥
2
21-9
21-16
0
小松崎 翔太矢野 翔
第2ダブルス
家壽多 慶太大山 翔愛
2
21-10
21-17
0
嶋田 純也久高 侑
第1シングル
川野 稜太
2
21-4
21-16
0
山本 歩
第2シングル
曽根 雄太
打ち切り
矢野 翔
第3シングル
大関 修平
嶋田 純也
2回戦からの出場となり、初戦の緊張感があったものの、トップダブルスの酒井・農口が圧勝でリズムを呼び込むと、3-0で勝利し3回戦へと駒を進めた。

3回戦 大同特殊鋼3-0東京メトロ

第1ダブルス
酒井 健登農口 拓弥
2
21-16
21-16
0
齋藤 謙太谷口 友章
第2ダブルス
大関 修平家壽多 慶太
2
25-23
19-21
21-15
1
輿石 涼森田 寿将
第1シングル
曽根 雄太
2
21-15
12-21
21-17
1
谷口 友章
第2シングル
川野 稜太
 
'14-13'
打ち切り
 
武田 直哉
第3シングル
大関 修平
輿石 涼
ベスト32は東京メトロとの一戦、2回戦のジャトコとの戦いを制した、気の抜けないチーム。トップダブルスは酒井・農口が16点で勝利し、勢いをつけたものの、セカンドダブルスでは、輿石・森田の巧みなコンビネーションに翻弄される、1セット25点で勝利するが、2セット目はシャトルが走らず後半で奪い返される。

ファイナルセットでは、大関の攻撃で糸口をつかむと家壽多のネットプレーが冴え一気にリードし勝利を納める。トップシングルの曽根は1セット目15点で奪うが2セット目はネットの距離が合わず、ミスを繰り返し12点で奪われる。ファイナルセットはお互い終盤まで競り合うと、曽根のスマッシュがコースを突き17点で勝利した。

4回戦 大同特殊鋼0-3トナミ運輸

第1ダブルス
酒井 健登農口 拓弥
0
7-21
9-21
2
下農 走目崎 駿太郎
第2ダブルス
大関 修平家壽多 慶太
0
13-21
14-21
2
金子 真大大田 隼也
第1シングル
曽根 雄太
1
17-21
21-16
13-21
2
齋藤 駿
第2シングル
川野 稜太
打ち切り
大林 拓真
第3シングル
大関 修平
高橋 洸士
ベスト16では、S/Jリーグ優勝のトナミ運輸との一戦。なんとか一矢報いりたいところであったが、下農・目崎の早い動きに追いていけず完敗。セカンドダブルスでは、ランキングサーキット王者の金子・大田ペア、序盤から失点を重ねるも、終盤のラリーでなんとか喰らい付くが、攻守共一枚上手の、金子・大田ペアに敗北する。トップシングルでは、曽根が見せ場を作る、一セット目は17点で終盤失点してしまったが、2セット目はロブの配給が冴え、相手のミスを誘い16点で奪い返す、ファイナルセットは相手が攻撃の手を緩めず、13点で惜敗。力の差を見せつけられベルト16で大会を終えた。