日本リーグ 初の3位入賞!
最終成績 3位(4勝3敗)
バドミントン日本リーグ2016が11月18日(金)から20日(日)にかけて、愛媛県伊予郡砥部町『砥部陶街道ゆとり公園体育館』で開催されました。
今年度から日本リーグ1部はS/Jリーグに名称が変更され、大同特殊鋼バドミントン部が参加している日本リーグ2部が日本リーグになりました。
今大会は昨年の悔しさをバネに『優勝』を目指し試合に臨みました。大会2日目には優勝候補筆頭の東北マークス(宮城)に勝利し4勝1敗で単独首位に立ちましたが、最終日は東海興業(愛知)に接戦の末敗れ、最終戦の丸杉(岐阜)にも敗れ、4勝3敗で丸杉と勝ち星が並びましたが、ゲーム率の差で初の3位入賞となりました。
大会を振り返ると、今大会はどのチームが優勝してもおかしくない星の潰し合いとなり、優勝したチームが5勝2敗、最下位のチームでも2勝5敗と今までにない厳しい戦いでした。その中で2日目を終えた時点で単独首位につけていたものの、昨年同様に勝ち切れないメンタルの弱さを露呈してしまいました。来年の大会に向け、トップチームとの強化練習などを通じてメンタル面の強化を図り、来年こそはどんな試合環境でも勝てるチームに仕上げ『優勝』を目指したいと思います。
第1試合 大同特殊鋼3-0トヨタ自動車九州
第1ダブルス
三好 耕二本田 尚人
2
21-12
21-8
21-8
0
妹尾 雄介具志堅 興平
第2シングル
山形 章悟
2
21-12
21-16
21-16
0
小森 洋佑
第3ダブルス
北林 峻森田 努
2
21-15
22-20
22-20
0
原田 和憲坂中 賢太
大会初戦、スタートダッシュを掛けたいところ。第1ダブルス三好・本田組は、2セットとも相手に隙を与えることなく完勝。続くシングルス山形も、常にリードする展開で快勝し、山形自身日本リーグ初勝利を挙げるとともに、チームの勝利を決める。第2ダブルス北林・森田組も無難に勝利し、3-0で快勝し好スタートを切った。
第2試合 大同特殊鋼0-3ジェイテクト
第1ダブルス
三好 耕二本田 尚人
0
11-21
17-21
17-21
2
和田 周宮嶋 航太郎
第2シングル
長谷川 達也
1
20-22
21-18
15-21
21-18
15-21
2
松村 健太
第3ダブルス
北林 峻森田 努
0
20-22
14-21
14-21
2
松本 岳北林 悠
第2試合の相手は愛知県内の大会で常に戦い、互いに手の内を知り尽くすジェイテクト。初戦の勢いをそのままに戦いたいところだったが、第1ダブルス三好・本田組は相手エース和田・宮嶋組の配球に態勢を崩される展開となり、本来の実力を出し切ることなくこの試合を落とす。シングルス長谷川は、内定選手(大学生)相手に第1セットを競り負けるが、第2セットは後半に抜け出し、このセットを奪いイーブンとする。最終セット中盤まで再度競り合う展開となったが、長谷川のミスが目立つようになりシングルスも敗戦。最終ゲームで何とか一矢報いたいところであったが、ジェイテクトの勢いを止めることができずこの試合を0-3で落とした。
第3試合 大同特殊鋼3-0宇部興産
第1ダブルス
北林 峻本田 尚人
2
21-13
22-20
22-20
0
古城 晃古川 優太
第2シングル
長谷川 達也
2
21-18
21-14
21-14
0
松尾 光平
第3ダブルス
三好 耕二森田 努
2
22-20
21-15
21-15
0
米元 優樹青見 領
2日目の初戦、優勝を目指す上で負けられない試合。前日の敗因を考慮し、ダブルス陣の組合せを変更し対戦相手の読みを外す作戦で臨んだ。第1ダブルス北林・本田組は接戦になるが何とか勝利。シングル長谷川の対戦相手は前日2勝し勢いのある選手だったが、長谷川の粘りで相手の体力を消耗し、チームの勝利につなげる。第2ダブルスも1セット目は接戦だったが、2セット目は実力の差を見せつける戦いで勝利し3-0で快勝を収めた。
第4試合 大同特殊鋼2-1セーレン
第1ダブルス
北林 峻本田 尚人
1
21-16
14-21
22-24
14-21
22-24
2
大岡 昇平石塚 比呂
第2シングル
山形 章悟
2
21-14
23-21
23-21
0
谷口 雄祐
第3ダブルス
三好 耕二森田 努
2
21-19
21-10
21-10
0
鈴木 大貴日光 凌
昨年のリーグ戦は0-3で敗れたが、今年は絶対に負けられない相手。第1ダブルス北林・森田組はファイナルセットにもつれる展開となったが、最後を決め切れず敗戦。続くシングルス山形はプレッシャーのかかる試合となったが、2セット目の接戦を制し1-1のイーブンとする。第2ダブルスは1・2セットとも常にリードする展開で制し、2-1で勝利した。
第5試合 大同特殊鋼2-1東北マークス
第1ダブルス
北林 峻本田 尚人
1
7-21
21-19
10-21
21-19
10-21
2
鈴木 大裕佐伯 健人
第2シングル
長谷川 達也
2
21-18
18-21
21-15
18-21
21-15
1
堀川 善生
第3ダブルス
三好 耕二森田 努
2
21-19
21-17
21-17
0
岡本 拓磨伊佐 勇希
優勝候補筆頭の東北マークス戦。優勝するには絶対に勝っておかなければならない相手。第1ダブルス北林・本田組の相手はエースダブルス。1セット目は相手の早い球回しに対応できず、あっけなく取られる。しかし、2セット目に入ると早い球回しに徐々に対応できるようになり、中盤以降は先行する形でこのセットを制する。最終セットはミスが目立つ展開となり、このゲームを落とす。シングルス長谷川は1-1からのファイナルセットでラリー戦に持ち込む作戦で臨み、相手のミスを誘い、中盤以降点差を広げる展開でこのゲームを制し第2ダブルスに望みをつなぐ。第2ダブルスは終盤まで接戦となるが、最後は実力を発揮しこのゲームを奪う。強豪東北マークスに2-1で勝利し、4勝1敗で単独首位に立った。
第6戦 大同特殊鋼1-2東海興業
第1ダブルス
北林 峻本田 尚人
1
21-19
16-21
15-21
16-21
15-21
2
森田 浩平武山 修三
第2シングル
長谷川 達也
2
21-16
21-7
21-7
0
間瀬 亮介
第3ダブルス
三好 耕二森田 努
1
21-17
20-22
20-22
20-22
20-22
2
清水 翔太嘉村 昌俊
この試合に勝って優勝に王手を掛けたいところ。第1ダブルス北林・本田組は第1セットを先制したが、2・3セットともミスが目立ち、このゲームを落とす。シングルス長谷川は1・2セットともに隙を見せることなく勝利し、1-1のイーブンとする。第2ダブルス三好・森田組は接戦になるも1セットを奪う。2・3セットともに激しいラリーの応酬となり、共に譲らぬ展開からセッティングへ突入。先にマッチポイントを握られ、一度は追い付くが最後は振り切られて敗戦。1-2で敗れ、優勝戦線から離脱した。
第7戦 大同特殊鋼1-2丸杉
第1ダブルス
北林 峻本田 尚人
0
16-21
21-23
21-23
2
浦井 唯行三浦 昂
第2シングル
山形 章悟
1
16-21
21-7
18-21
21-7
18-21
2
間瀬 俊介
第3ダブルス
三好 耕二森田 努
2
15-21
21-16
21-15
21-16
21-15
1
後藤 圭亮河崎 駿輔
優勝の可能性は低くなったが3位以内入賞の可能性はあるため、ぜひ勝ちたいところ。第1ダブルス北林・本田組はミスからあっけなく1セットを失い、そのまま2セット目も押し切られ、このゲームを落とす。シングルス山形は相手のテンポに合わせてしまい本来の粘りのラリー戦に持ちこむことができず、このゲームも落としてチーム戦の敗戦が決まる。最終戦の第2ダブルス三好・森田組には何としても1ゲームは勝ってほしいところ。1セット目は相手の早い動きに翻弄されながらも何とかついて行くが終盤離され、このセットを落とす。2・3セット目は相手の動きを先読みできるようになり、逆に相手を翻弄。逆転勝ちを収め貴重な勝ちポイントを獲得した。